調査

小規模企業景況、さらに悪化:全国連が調査

2020年 5月 29日

全国商工会連合会がまとめた4月期の「小規模企業景気動向調査」によると、産業全体の業況DIはマイナス78.6と過去10年間で最悪だった前月からさらに悪化し、リーマンショック時のマイナス82.5に迫る水準を示した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言を受け、全業種とも悲壮感が漂うコメントが多かった。

特にサービス業の業況DIはマイナス87.1と、リーマンショック時の09年2月期のマイナス77.2 を大きく超えた。理・美容業や洗濯業は利用が増えたとのコメントがあったものの、春の行事や行楽需要がすべてなくなった結果、飲食業や宿泊業を中心に新型コロナの悪影響を示すコメントが大部分を占めた。

そのほかの業況DIは、製造業がマイナス85.6、建設業は同68.0、小売業は同73.6。外出自粛要請に伴う外食控えや巣ごもり需要、マスク不足によりスーパーやドラッグストアなどの販売が好調で、食料品製造業も受注が増えた半面、それ以外はほぼ全業種で深刻な状況となった。

調査は全国約300商工会の経営指導員を対象に4月末に実施した。

詳しくは全国連のホームページへ。

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