調査

前月比2.1ポイント改善:7月末の中小企業景況

2020年 8月 27日

全国中小企業団体中央会がまとめた7月末時点の「中小企業月次景況調査」によると、景況DI(好転と回答した割合から悪化と答えた割合を差し引いた値)はマイナス67.1で、前月に比べて2.1ポイント改善した。各種補助金や緊急融資、各地域での独自の対策やキャンペーンによる効果が寄与したとみられる。ただ数値そのものは引き続き停滞しており、新型コロナウイルスの影響が長引くことを不安視している声も増えている。

このうち製造業はマイナス73.0で前月比1.7ポイント改善、非製造業はマイナス62.7 で同2.4ポイント改善した。非製造業のうち小売業は前月比0.5ポイント減となったものの、サービス業は4.8ポイント増、商店街が3.1ポイント増、建設業が2.8ポイント増、卸売業は2.7ポイント増と軒並み改善している。

製造業では紙・紙加工品が前月比9.2ポイント減と大きく悪化した半面、一般機械は7.4ポイント増、鉄鋼・金属は6.2ポイント増、繊維工業は5.1ポイント増となった。特に売上高DIをみると、電気機器が前月比で25.1ポイントも改善。外出自粛や在宅勤務の継続により、冷蔵庫やパソコンの需要が堅調に推移したことが要因とみられる。

調査は都道府県中央会に設置されている情報連絡員(協同組合、商工組合の役職員約2600人に委嘱)に対し、所属する組合の組合員の全体的な景況(前年同月比)を聞いた。

詳しくは全国中央会のホームページへ。

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