調査

小規模企業7月景況、2か月連続で全業種改善も先行き不安:全国連

2020年 9月 2日

全国商工会連合会が9月1日発表した7月末時点の「小規模企業景気動向調査」によると、産業全体の業況DI(好転と回答した割合から悪化と答えた割合を差し引いた値)はマイナス68.3と前月に比べて5.5ポイント改善した。ただ、採算や資金繰りは小幅な改善に留まっている。

6月中旬から県をまたいでの移動が可能になったことや、地域商品券の発行等による消費喚起策効果で一部地域は売上が回復しつつあるとのコメントがあった。だが、新型コロナウイルス感染症の防止対策と社会経済活動を両立することは、非常に困難で、先行きの資金繰りを懸念する声が目立った。

業種別にみると、製造業はマイナス78.2で2.8ポイント改善した。食料品関連の一部が好調だが、回復への足取りは重い。建設業はマイナス61.0で7.1ポイント改善。2か月連続の改善も、本格的な回復基調とまではいかない。小売業はマイナス62.1で5.7ポイント改善し、全体的には回復基調だが業種・地域等によりまだら模様の様相だ。サービス業はマイナス71.8で6.6ポイント改善。2か月連続の改善も、いまだ低水準にとどまっている。

調査は全国約300商工会の経営指導員を対象に7月末に実施した。

詳しくは全国連のホームページから。

2020年7月景気動向調査結果は以下へ。

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