調査

3カ月連続で全業種改善:8月末の小規模企業景況

2020年 9月 29日

全国商工会連合会が9月28日発表した8月末時点の「小規模企業景気動向調査」によると、産業全体の業況DI(好転と回答した割合から悪化と答えた割合を差し引いた値)はマイナス63.1と前月に比べて5.2ポイント改善した。全業種で3カ月連続して改善し、サービス業以外は緊急事態宣言前の3月期を上回る水準に回復した。ただ業種や事業者によって回復度合いに差が生じていることを懸念する声も多い。

業種別にみると、製造業はマイナス71.1で7.1ポイント改善した。回復傾向が続いているが、感染拡大や親会社の状況に大きく左右されるため、先行きが不安な状況だとしている。建設業はマイナス54.6で6.4ポイント改善。休止していた工事の再開や公共工事発注の好調、災害復旧工事の継続などで売り上げが回復しているという声があった。

小売業はマイナス57.0で5.1ポイント改善。ウイルス対策で空気清浄機、猛暑でエアコン、巣ごもり需要で食料品などの売り上げが好調だった半面、外出を手控える動きから衣料品は低迷した。サービス業はマイナス69.7で2.1ポイント改善したものの、4業種の中で唯一3月期の水準に達していない。

調査は全国約300商工会の経営指導員を対象に8月末に実施した。

詳しくは全国連のホームページへ。

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