調査

企業の景況感2年9か月ぶり改善も、低水準:日銀9月短観

2020年 10月 1日

日銀が10月1日に発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)は、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業製造業で前回6月調査から7ポイント改善し、マイナス27となった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響でリーマン・ショック以来の低水準となった前回の反動で、改善は2017年12月の調査以来、2年9カ月ぶり。経済活動の再開を受けて企業心理が改善していることが確認された形だが、DIは依然低い水準にとどまっている。

大企業非製造業は5ポイント改善のマイナス12、中小企業も、製造業が1ポイント改善のマイナス44、非製造業が4ポイント改善のマイナス22と軒並み改善した。

だが、中小企業の改善幅は製造業、非製造業とも大企業より小幅で、DIも大企業より低い。3カ月先の景気を予測する「先行きDI」でも、中小企業非製造業は改善を見込んでいない。

短観は日銀が四半期ごとに行う大企業から中小企業までの景況調査。今回は8月27日から9月30日に全国9537社で実施、回答率は99.3%だった。

日銀9月短観について詳しくは以下のPDFから。

新型コロナウイルスに関連するその他の調査・レポートはこちら

関連リンク