調査

10~12月期の粗鋼生産、2000万トン台回復:経産省鋼材需要見通し

2020年 10月 12日

経産省が四半期ごとに発表している鋼材需要見通しによると2020年10~12月期の国内粗鋼生産量は前年同期比10.7%減の2111万トンと、3四半期ぶりに2000万トンを超える見込みだ。自動車を中心に製造業の生産が持ち直し、新型コロナウイルス感染症の影響で減少していた鋼材需要に復調の兆しが出てきた。

製造業向けの需要は前年同期比9.7%減の580万トン。減少幅は7~9月期に比べ14ポイント縮小した。輸出は前年同期比8.7%減の621万トンになる見通し。

一方、10~12月期の鋼材需要は1945万トンで前年同期比10.1%減の見通し。建設部門は前年同期比11.4減%の459万トン。台風や洪水など災害復旧工事需要で土木部門が下支えするものの、住宅需要の低迷で建築部門が落ち込むためだ。

粗鋼は自動車や産業機械、情報通信機器などさまざまな産業の基盤で、生産量の需要見通しは景況を図る指標となる。

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