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未利用食品の有効活用へ協議会を設立 参加者の募集を開始:近畿農政局
2025年 6月 2日
近畿農政局は、食品関連事業者の未利用食品の情報をフードバンクへ共有し、宅配事業者とも連携して、三者の取引の円滑化を図ることで食品ロスを削減する取り組みを開始する。このため、未利用食品の発生抑制や有効活用を目的とした「近畿未利用食品活用協議会」を設立、近畿地域の食品関連事業者の入会受付を開始した。同時に未利用食品の有効活用を宅配事業者やフードバンクがサポートする仕組みとして「近畿の未利用食品活用サポートネットワーク」を設立、登録受付を開始した。
設立時の同協議会の会員は、日世株式会社(大阪府茨木市)と六甲バター株式会社(兵庫県神戸市)。同ネットワークへの登録者はヤマト運輸株式会社。今後食品関連事業者で、未利用食品(製品の品質面では問題ないものの通常の販売が困難である食品)を積極的に有効活用するためフードバンクへ提供したいと考えているが、どこへ渡したらよいか分からない、未利用食品を運ぶ手段が無い、提供した未利用食品についてフードバンクの活用状況が知りたいなどと考える事業者の参加を促していく。
詳細は近畿農政局のホームページまで。