支援

宿泊施設のインバウンド対応を支援:観光庁

2023年 7月 3日

観光庁は、訪日外国人旅行者がストレスなく快適に宿泊できる環境を整備するため、旅館・ホテルなどが実施するインバウンド対応・バリアフリー化を支援する「宿泊施設インバウンド対応支援事業」の公募を始めた。公募期限は7月26日。

支援事業には、「基本的ストレスフリー環境整備」「バリアフリー化促進」の2つの事業がある。「ストレスフリー環境整備」では案内表示や自社サイトの多言語化、非接触型チェックインシステム、キーレスシステムの導入、混雑状況の「見える化」といった取り組みに加え、多機能トイレの整備、チャットポットの導入なども支援する。補助率は対象経費の3分の1で最大150万円を交付する。申請には5以上の宿泊事業者が参加することが求められる。

また、「バリアフリー化促進」では、バリアフリーに関連した改修工事などに加え、自家発電機の導入、防火シャッターの更新といった災害対応も支援の対象となっている。補助率は2分の1で、補助上限額は500万円。自治体と災害協定を結んでいる事業者は上限が1000万円に引き上げられる。

詳しくは観光庁の特設サイトへ。