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ものづくり補助金第18次公募を開始:中小企業庁と中小機構

2024年 2月 6日

中小企業庁と中小機構は、中小企業・小規模事業者が生産性を向上させるために必要な設備投資などを支援する「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(ものづくり補助金)」の第18次公募を開始した。3月1日から申請を受け付け、3月27日に締め切る。

公募は「省力化(オーダーメイド)枠」、「製品・サービス高付加価値化枠」「グローバル枠」の3枠を実施。「製品・サービス高付加価値化枠」では、「通常類型」に加え、今後成長が見込まれる分野(DX・GX)に資する取り組みを支援する「成長分野進出類型(DX・GX)」が新設された。

「省力化(オーダーメイド)枠」は、人手不足の解消に向けてデジタル技術を活用した専用設備などの導入を支援する。補助上限は、従業員数に応じて750万円~8000万円で、補助率は3分の1~2分の1(小規模事業者などは3分の1~3分の2)。

革新的な製品・サービス開発の取り組みに必要な設備・システム投資などを支援する「製品・サービス高付加価値化枠」は、「通常類型」が750万円~1250万円。補助率は2分の1(同3分の2)。「成長分野進出類型」が1000万円~2500万円で、補助率は3分の2。

また、「グローバル枠」は、海外事業を実施し、国内の生産性を高める取り組みに必要な設備・システム投資などを支援。補助上限額は3000万円。補助率は2分の1(同3分の2)。

大幅な賃上げに取り組む事業者については、従業員数や申請枠・類型に応じて補助上限額を最大100万円~2000万円引き上げる。

詳しくは、中小機構のホームページへ。