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「IT導入補助金2024」公募を開始:中小企業庁

2024年 2月 26日

中小企業庁は、中小企業・小規模事業者などの業務効率化やDX推進、セキュリティ対策に向けたITツールなどの導入費用を支援する「IT導入補助金2024」の申請受付を開始した。

IT導入の目的に応じて「通常枠」「インボイス枠(インボイス対応類型)」「インボイス枠(電子取引類型)」「セキュリティ対策推進枠」「複数社連携IT導入枠」の5つの類型がある。

事業のデジタル化を目的としたソフトウェアやシステムの導入を支援する「通常枠」は補助率が2分の1以内で、1種類以上の業務プロセスを保有するソフトウェアの導入で最大150万円、4プロセス以上で最大450万円を補助する。

「インボイス枠(インボイス対応類型)」は、インボイス制度に対応した会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフトなどを導入し、労働生産性の向上をサポートする取り組みを支援。2機能以上を有するソフトウェアの導入で最大350万円を補助する。

「インボイス枠(電子取引類型)」では、インボイス制度に対応した受発注システムを商流単位で導入する企業を支援。最大で350万円を補助する。中小企業・小規模事業者の補助率は3分の2以内、その他事業者は2分の1以内。

「セキュリティ対策推進枠」はサイバー攻撃の増加に伴う潜在的なリスクに対処するため、サイバーインシデントに関するさまざまなリスク低減策を支援する。補助額は最大100万円で、補助率は2分の1以内。

「複数社連携IT導入枠」は、業務上つながりのある「サプライチェーン」や、特定の商圏で事業を営む「商業集積地」に属する複数の中小企業・小規模事業者等が連携してITツールを導入し、生産性の向上を図る取り組みを支援する。

第1次申請の締め切りは「複数社連携IT導入枠」以外は3月15日。「複数社連携IT導入枠」は4月15日。

詳しくは、中小企業庁のホームページへ。