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「FASTAR」参加の16社が事業計画と成果を発表:中小機構

2024年 7月 22日

モバイル・インターネットキャピタル賞とオーディエンス賞を受賞したPatentixの衣斐豊祐氏

ベンチャー企業の成長加速化を支援するプログラム「FASTAR」のピッチイベント「FASTAR 9th Demo Day」(中小機構主催)が7月19日に虎ノ門ヒルズフォーラム(東京都港区)の会場とオンラインのハイブリッド形式で開催され、同プログラムに参加した16社(創業予定を含む)が成長戦略・事業計画と成果を発表した。

審査の結果、次世代パワー半導体材料の二酸化ゲルマニウム(GeO2)の研究開発・製造販売を進めるPatentix(滋賀県草津市)がモバイル・インターネットキャピタル賞に加え、来場者と視聴者の投票で決めるオーディエンス賞とのダブル受賞になった。このほか、ソーシャルセクターと企業向け寄付DXシステムを開発したコングラント(大阪市)がアクシル・キャピタル賞、リグニンやセルロースを新素材原料とした用途開発を手掛けるリグナス(京都市)がサントリーホールディングス賞、BCP(事業継続計画)の策定・運用・安否確認をトータルでサポートするCloudBCP(大分県津久見市)が日本政策金融公庫賞、生体音をモニタリングして誤嚥を防ぐデジタルヘルス・ツールを開発したバイオソノ(仙台市)がUB Ventures賞をそれぞれ受賞した。

各賞の受賞者。(右上から時計回りで)コングラントの佐藤正隆氏、リグナスの西村裕志氏、オンライン参加したCloudBCPの衛藤嵩史氏、バイオソノの遠山賢氏

また終了後には、資金調達や事業提携のマッチング機会として登壇企業と来場者との交流会が行われた。

「FASTAR」は、IPOやM&Aなどを視野に、ユニコーン企業や地域有力ベンチャーを目指すスタートアップ・個人に対し、中小機構が資金調達や業務提携に向けて成長の加速化を支援する事業。2019年度から始まり、年に2回、支援先を募集。採択された支援先に対しては、中小機構の専門家が専任メンターとして事業戦略や経営課題解決のためメンタリングを約1年間継続的に行い、事業計画のブラッシュアップを伴走支援している。