支援

災害発生時に迅速支援「地域飲食DXネットワーク勉強会」発足:東北経産局

2024年 7月 30日

東北経済産業局は、地域の飲食業者が組織する任意団体などと連携し、「地域飲食DXネットワーク勉強会」を発足させる。8月にキックオフ会合を開催し、災害時に地域飲食店と自治体が炊き出し協定を結ぶときなどに役立つネットワークの構築を進める。必要最小限のデジタル化を行うことで早期に社会実装する「バックキャスト型」のDX事業を試行的に実施する。

連携するのは、東北地域の13の飲食店経営者などで組織する「東北飲食経営審議会準備室」。社会的な貢献や新しい価値創造に向けた取り組みについて準備室との間で意見を交換。地元の専門学校とも連携し、勉強会を立ち上げることとなった。勉強会では、ここ数年、大規模な自然災害の発生が頻発化する中、飲食店が実施する被災地や避難所での炊き出しなどの支援が重要になっていることから、支援に向けて自治体との連携に役立つネットワークを構築する事業を進める。

10月ごろにシステム仕様を製作。来年3月にシステムの公開を目指す。

詳しくは、東北経産局のプレスリリースへ。