支援
熊本県玉東町の被災中小企業・小規模事業者に追加支援:政府
2025年 11月 12日
政府は11月11日、8月5日から9月21日までの間の豪雨・暴風雨で被災した熊本県玉東町の中小企業・小規模事業者に対し、中小企業信用保険の特例措置を講じる政令を閣議決定した。11月14日公布・施行する。また、日本政策金融公庫(日本公庫)による災害復旧貸付の金利引き下げを実施する。
中小企業信用保険の特例措置は、市町村長から事業所や主要な事業用資産の罹災証明を受けた中小企業者が事業の再建に必要な資金を借り入れる際、借入債務の100%を保証したうえで、一般保証・セーフティネット保証とは別枠での信用保証限度額が上乗せされる。上乗せ額は普通保険が2億円、無担保保険が8000万円、特別小口保険が2000万円。
日本公庫による災害復旧貸付の金利引き下げは、市町村長から被害を受けた旨の証明を受けた中小企業者などに運転資金や設備資金を貸し付ける場合、日本公庫が実施している災害復旧貸付の金利を貸付後3年間、1000万円を上限に0.9%引き下げる。
詳しくは、経済産業省のホームページへ。