新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、中小企業・スタートアップが持つ再生可能エネルギー分野の技術シーズをもとにした研究開発を支援する2026年度「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業(新エネ中小・スタートアップ支援制度)」の公募を開始した。応募期限は5月14日。
この事業は、技術シーズから事業化までの研究開発の段階に応じて補助を実施する。新エネルギーなどの導入促進・普及拡大、低炭素・脱炭素化技術の開発促進に貢献し、再生可能エネルギーの主力電源化の達成に資する研究開発を「新エネ中小・スタートアップ支援制度」と「未来型新エネ実証制度」の2つの制度で支援する。今回は、「新エネ中小・スタートアップ支援制度」による実施者を公募する。
「福島イノベーション・コースト構想」の推進につながる再生可能エネルギー分野の研究開発について支援を強化し、福島県浜通り地域の復興・再生に貢献する。
事業には、NEDOが設定する課題に合致するテーマを公募する「社会課題解決枠」、ターゲット市場の規模が十分に大きく、短期間で高収益が望める収益モデルを見込んだ提案を募集する「新市場開拓枠」の2枠が設けられている。中小企業・スタートアップの提案について、研究開発や事業化計画の進捗状況などに応じて5つのフェーズで支援する。
「社会課題解決枠」は「フェーズA:フィージビリティ・スタディ(FS)」「フェーズB:基盤研究」「フェーズC:実用化研究開発」の3つのフェーズを設定。「フェーズA」は、事業化に向けて必要となる基盤研究のためのFSを産学官連携の体制で実施する。補助対象費用は原則1テーマあたり1250万円以内。補助率は10分の8以内(NEDO負担額:1000万円以内)。
「フェーズB」では、事業化に向けて必要となる基盤技術の研究を産学官連携の体制で実施する。補助対象費用は原則1テーマあたり6250万円以内。補助率は10分の8以内(NEDO負担額:5000万円以内)。「フェーズC」では、事業化に向けて必要となる実用化技術の研究開発、実証研究などを実施する。補助対象費用は原則1テーマあたり2.25億円以内。補助率は3分の2以内(NEDO負担額:1.5億円以内)。
一方、新市場開拓枠は「フェーズα:FS」「フェーズβ:基盤研究」の2つのフェーズが設定されている。「フェーズα」は、事業化に向けて必要となる基盤研究のためのFSをベンチャーキャピタル(VC)などからの支援を得て実施する。補助対象費用は原則1テーマあたり1500万円以内。補助率は3分の2以内(NEDO負担額:1000万円以内)。
「フェーズβ」は、基盤技術の研究と応用研究をVCなどからの支援を得て実施する。補助対象費用は原則1テーマあたり1.05億円以内。補助率は3分の2以内(NEDO負担額:7000万円以内)。
詳しくは、NEDOのホームページへ。
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