中小機構は、全国に設けられている事業承継のサポート機関「事業承継・引継ぎ支援センター」を表彰する制度を創設し、「Best Practice 2025」と題した今年度の表彰式を3月18日、東京都港区の浜松町コンベンションホールで開催した。
最優秀賞は、「親族内承継部門」で大分県事業承継・引継ぎ支援センターの支援事例「行政連携のアンケートから始まった親子承継~生産量日本一のブランドを次世代へ~」が、「第三者承継部門」で長野県事業承継・引継ぎ支援センターの支援事例「事業譲渡~清算手続き センター機能をフル活用した寄り添い支援~」がそれぞれ受賞した。
「Best Practice 2025」では、全国に48ある支援センターから支援事例を募り、他のセンターの模範となる取り組みによって、成果に結びついた事例を表彰した。顕著な功績のあった支援手法を共有することで、支援センター全体の支援力向上を図るとともに、地域の事業承継やM&A推進に寄与することを目的としている。
事業を経営者の子供や兄弟など親族に引き継ぐ「親族内承継部門」の最優秀賞を受賞した大分県センターの栗山浩一承継コーディネーターは、「単に事業を引き継ぐのではなく、承継のタイミングで事業承継そのものを強靭化し、成長戦略を描くことが大分県支援センターの目指している『攻めの事業承継』。今回取り組んだようなポイントを伝えながら地域に優良な事業承継事例を掘り起こしていきながら進めていきたい」と語った。
一方、M&Aを通じて経営者の親族以外の第三者に引き継ぐ「第三者承継部門」で最優秀賞を受賞した長野県センターの山科光一統括責任者は、「いろいろな支援機関を活用して支援した案件。ネットワークの形成や士業のみなさんとの連携が今回の成果に結びついたと考えている。地域のため、従業員のため、地域に大事な事業を残していくため、裏方となってがんばっていきたい」と語った。
このほか、自治体との連携で最も模範となる支援事例に送られる特別賞は、兵庫県事業承継・引継ぎ支援センターが受賞した。
そのほかの受賞は次の通り。
優秀賞(親族内承継部門) 東京都多摩地域事業承継・引継ぎ支援センター
優秀賞(第三者承継部門) 岐阜県事業承継・引継ぎ支援センター
詳しくは、中小機構のホームページへ。
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