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雇用保険の基本手当日額、最高額は前年より減額:厚労省

2021年 8月 5日

厚生労働省が8月1日から雇用保険の「基本手当日額」を変更している。2020年度の平均給与額が19年度に比べ約1.22%下落したことと、最低賃金日額の適用に伴う措置。基本手当日額の最高額は30 歳未満が前年比85円減の6760 円、30 歳以上45 歳未満が同95円減の7510 円、45歳以上60歳未満が同105円減の8265円、60 歳以上65 歳未満が同90円減の7096 円と、いずれの世代も減額となった。一方、最低額は同2円増の2061 円。

雇用保険の基本手当は、労働者が離職後に失業中の生活を心配することなく再就職活動できるよう支給される。「基本手当日額」は離職前の賃金を基に算出した1 日当たりの支給額で給付日数は離職理由や年齢などに応じ決められている。

詳しくは厚労省のホームページから。