支援

事業継続力強化計画策定に係る実践セミナーと専門家派遣:中小機構

2021年 7月 29日

中小機構は、中小企業・小規模事業者が事業継続力強化計画の策定方法などを学んで計画策定を体験する実践セミナーを開催する。また、自然災害などへの事前対策に係る知見を有する専門家の派遣による事業継続力強化計画の策定支援(ハンズオン支援)を実施する。両事業について募集を開始した。いずれも無料で、募集期間は12月末までの予定。ただし、実践セミナーの受講者は原則としてハンズオン支援を受けられない。

実践セミナーは完全オンライン形式で100回以上の開催を予定。計画策定に係る目的や策定方針などについて演習を通じて明確化し、より細かい策定支援が必要な場合は、専門家によるマンツーマンでのフォローアップを実施する。さらに業種別、地域別、感染症特化などの個別コースを設定する予定。所要時間は約4時間。1回あたりの定員は10~15人程度で、中小企業・小規模事業者を対象に全国で1000者程度を募集する。

一方、ハンズオン支援は現地またはオンラインで実施。支援回数は、個別の中小企業・小規模事業者を対象にした単独型が3回程度、中小企業・小規模事業者などによるグループ、組合などを対象にした連携型が6~9回程度となる。全国で800者(組)程度を募集。採択にあたっては審査がある。

詳細・申込みは中小機構の事業継続力強化特設サイトへ。