nodocaは2022年5月に厚労省から承認を得て、2022年12月に保険適用となり、そこから一気に普及が進んだ。24年2月末時点ですでに1000台以上が販売され、47すべての都道府県で検査が可能である。沖山社長は「開発した年が5年早かったら、普及は進まなかったかもしれない。コロナ禍で感染症に対する国民の意識が大きく変わったことが、普及を後押しした」とみている。
熱があって喉がはれている。これらは新型コロナ感染症、インフルエンザ、一般的な風邪の多くで見られる症状だ。ひと昔前なら、こうした症状がある患者がいても「風邪のようですね、熱さましを処方しましょう」で終わる医師もいた。しかし、ウイズコロナ時代に入るとこれらの症状はコロナなのか、インフルか風邪かを見極めて、それぞれに合った対処を講じる必要に迫られるようになった。nodocaがあれば、まずインフルエンザかどうかの判断はつくため、患者の負担を軽減できる。nodocaは、患者と医療機関双方に望まれる機器だった。