支援

ICT施工導入の技術支援 アドバイザーを募集:沖縄総合事務局

2025年 4月 15日

沖縄総合事務局と沖縄県は、建設・港湾・農水分野の横断的な取り組みとして「ICTアドバイザー制度」を設立し、民間企業や団体などICT施工のノウハウを持つアドバイザーの募集を始めた。アドバイザーが発注者や施工者に講師を派遣するなど活用時の疑問点に対する助言・ 技術的指導を行い、ICT施工の導入事例の拡大を図ることにした。

建設作業の生産性向上や省人化に向けて、作業を効率化・自動化するICT施工の導入が望まれており、沖縄総合事務局と県は公共工事発注時にICT機器を用いた施工を義務づけるなどICT施工を推進している。しかし、県内のICT施工は施工規模が小さく、普及拡大が図れていないのが実情となっている。

そこで、国、地方自治体などの発注者、地域を担う地元企業がICT技術の先駆者であるICTアドバイザーから、技術修得や能力向上へのアドバイスを受けられる仕組みをつくり、ICT施工のさらなる普及促進を図ることにした。

対象者は、3次元計測や3次元設計データ作成、ICT建設機械による施工などの実績を持つ企業・団体や、ICT施工に関するアドバイス・普及・支援活動などの実績を持つ企業・団体など。沖縄総合事務局と県は、公募したICTアドバイザーの登録名簿を公表。発注者・施工者は、登録名簿からアドバイザーを選定し、ICT施工に関する研修・講習会の講師の依頼などを行う。

詳しくは、沖縄総合事務局のホームページへ。