支援
「日本の食」でインバウンドを地方に誘客、最大2,000万円補助:観光庁
2025年 4月 30日
観光庁は、外国人旅行者からの需要が高い「日本の食」について地域が連携して魅力的なコンテンツを作り出す取り組みを支援する「『食』の力を最大活用したガストロノミーツーリズム推進事業」の申請を受け付けている。1件あたり最大2,000万円(税込み)を補助する。公募期限は5月14日。
「ガストロノミーツーリズム」は、その土地の気候風土が生んだ食材・習慣・伝統・歴史などによって育まれた食を楽しみ、食文化に触れることを目的としたツーリズム。申請団体が地域のさまざまな関係団体などと連携して、優良な事例を生み出すとともに地域課題の把握や今後必要な対策を検討する。また、「食」に関する専門家を派遣。付加価値の高い新たな地産地消メニューやコンテンツ、食体験の造成、磨き上げなどに取り組む。
申請団体は、飲食店、宿泊事業者、交通事業者、漁協、農協、地場産業関係者、一次産業事業者、その他観光関係団体などの参画を得ることなどが求められる。また、申請団体がDMO(観光地域づくり法人)や民間事業者の場合、実証事業を実施する地域の市区町村との連携が必須となっている。
詳しくは、観光庁のホームページへ。