支援

新技術活用したサプライチェーン輸送効率化の実証を支援:国交省

2025年 7月 22日

国土交通省は、物流事業者・荷主事業者を対象に「新技術活用サプライチェーン全体輸送効率化・非化石エネルギー転換推進事業」の募集を始めた。サプライチェーン事業者間の連携に必要な共通システムの導入や輸送計画全体の最適化などの実証に要する経費を補助する。申請の締め切りは2次が8月21日、3次が9月30日。

陸上運輸部門でさらなる省エネルギー化や非化石エネルギーへの転換に向けて、サプライチェーン上の複数の事業者が共同で取り組む実証を支援する。補助対象区分は、「共通システム事業費」「サプライチェーン輸送効率化機器事業費」「充電・充填タイミング最適化実証事業費」の3つ。

「共通システム事業費」は、発荷主・輸送事業者・着荷主などの事業者間における輸送情報などの連携にあたって必要な共通システムに要する経費を補助する。「サプライチェーン輸送効率化機器事業費」では、共通システムと情報連携する輸送効率化機器の導入による輸送計画全体の最適化実証に要する経費を補助する。

また、「充電・充填タイミング最適化実証事業費」は、共通システムと連携することによってEVトラックやFCVトラックへの充電・充填タイミングなどの最適化実現に向けた実証に要する経費を補助する。

補助率はいずれも対象経費の2分の1以内。最終的な実施内容、交付決定額は、執行団体であるパシフィックコンサルタンツが関係者と調整したうえで決定する。

詳しくは、国交省のホームページへ。