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グランプリにWeb会議用ホワイトボードと学習サポート下じき:日本文具大賞

2022年 7月 7日

「第33回国際文具・紙製品展 ISOT 夏」初日に行われた日本文具大賞の表彰式
「第33回国際文具・紙製品展 ISOT 夏」初日に行われた日本文具大賞の表彰式

文具の展示商談会「第33回国際文具・紙製品展 ISOT 夏」が7月6日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で始まり、会場内で日本文具大賞のグランプリが発表された。デザイン部門では株式会社コスモテック(本社・東京都立川市)のWeb会議用ホワイトボード「wemo paper flip board」が、機能部門では株式会社レイメイ藤井(本社・福岡市、東京都江東区)の学習サポート下じき「先生おすすめ 魔法のザラザラ下じき」がグランプリに選ばれた。

グランプリを受賞した「wemo paper flip board」(左)と「先生おすすめ 魔法のザラザラ下じき」
グランプリを受賞した「wemo paper flip board」(左)と「先生おすすめ 魔法のザラザラ下じき」

このうち「wemo paper flip board」は、Web会議での使用を目的とした筆談ツール。パソコンの画面写りも考慮しており、書いて伝えることで画面越しの円滑なやり取りに役立つという。表彰式で同社代表取締役の高見澤友伸氏は「最近増えてきたWeb会議に特化し、書きやすさと消しやすさにもこだわった。主に紙でできていてエコな商品」と話した。一方、「先生おすすめ 魔法のザラザラ下じき」は、表面にドット加工を施したことでザラザラとした手触りとなっており、文字を書くときに鉛筆が滑りにくく、きれいに書けるという。同社の宮坂裕介氏は「表面のザラザラで文字を書くときに手先に振動が伝わり、手と脳が連動する。子供たちは頭の中でイメージした文字を正しく書けるようになる」と述べた。

日本文具大賞のグランプリはISOTの初日に発表される恒例行事。ISOTは7月8日まで行われ、グランプリと優秀賞の受賞製品は会場内に展示されている。