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「中小企業DAY」を8時間ライブ配信:中小企業の日

2022年 7月 20日

「中小企業DAY」で中小企業庁長官官房広報相談室の工藤勝弘室長(左)は「ミラサポplus」を紹介(YouTubeから)
「中小企業DAY」で中小企業庁長官官房広報相談室の工藤勝弘室長(左)は「ミラサポplus」を紹介(YouTubeから)

中小企業の魅力を発信するオンライン配信イベント「中小企業DAY」が「中小企業の日」の7月20日10時からYouTubeでライブ配信されている。視聴無料。中小企業基本法の公布・施行日を記念した「中小企業の日」の関連イベントで、今年で3回目。今回は「みんなで考えよう!これからのこと」をテーマに経営者や中小企業庁職員ら35人が登壇。18時まで8時間にわたって中小企業に役立つ情報の提供や新たな取り組みに挑む中小企業の紹介などを行っている。

「中小企業DAY」は2020年から「中小企業の日」にライブ配信されているイベント。今回は、地域産業の発展・活性化に向けた活動を行っている一般社団法人スマートニッチ応援団(横浜市)と、地域の課題解決を目的として全国各地の金融機関職員と公務員で構成する一般社団法人ちいきん会(福島市)が主催している。

この日は、まず10時から「ミラサポplusの活用術」とのタイトルで中小企業庁長官官房広報相談室の工藤勝弘室長が登壇。中小企業・小規模事業者向けに補助金・支援制度を案内するサイト「ミラサポplus」を中心に、インターネット上のサイトを紹介した。同サイトでは、地域・目的別に支援制度を検索できるほか、各種の施策を漫画でわかりやすく説明する「マンガでわかる」シリーズなどが掲載されている。工藤室長は「会員登録することで利用できる機能も多い。ぜひ登録してほしい」と話した。

また、中小機構が運営する「J-Net21」も紹介。業種別開業ガイドや市場調査データ、ビジネスQ&Aなど豊富で最新の情報が閲覧でき、工藤室長は「ここには宝の山が眠っている」とPRした。最後に工藤室長は「ネットには役立つ情報が多いが、ネットだけでは完結しない。支援機関などでリアルの支援を受けてほしい」と呼び掛けた。

「中小企業の日」については中小企業庁のホームページへ。