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「グッドカンパニー大賞」グランプリに進工業とナベル:中小企業研究センター

2025年 12月 3日

中小企業研究センターは、第59回(2025年度)「グッドカンパニー大賞」の表彰企業16社を決定した。グランプリは進工業株式会社(京都市下京区)と株式会社ナベル(京都市南区)が受賞した。このほか、優秀企業賞9社、特別賞3社、イノベーション事業化推進賞2社を選定した。

グランプリを受賞した進工業は、薄膜技術を生かし、超精密な薄膜チップ抵抗器を製造。自動車や通信機器、医療機器など幅広い分野に供給している。ナベルは鶏卵の全自動洗浄・選別装置や非破壊検査装置を製造・販売し、国内外で高いシェアを誇っている。

表彰式は来年2月2日、東京・大手町の経団連会館で行われる。オンライン(YouTube)でも配信する予定。

「グッドカンパニー大賞」は1967年(昭和42年)に創設され、全国の優良な中小企業を発掘・顕彰することを通じて、日本経済の発展に寄与することを目的としている。原則として、中小企業基本法に定義する中小企業の基準を満たし、創業・設立後3年以上の法人企業と個人企業が対象で、文部科学省や各経済産業局、中小機構などが候補企業を推薦している。これまでの表彰企業は延べ793社に上り、その多くが有力企業に発展している。

詳しくは、中小企業研究センターのホームページへ。