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医療機器開発に最大2000万円:静岡県

2021年 4月 13日

静岡県と静岡県産業振興財団は、新型コロナウイルス感染症により顕在化した課題に対応するため、医薬品・医療機器産業の国内産業化やアフターコロナを見据えたデジタル化、遠隔・非接触への対応などに取り組む県内中小企業を助成する「医療機器産業基盤強化推進事業助成金」の募集を始めた。助成率は3分の2以内で、助成限度額は2000万円。5月12日までに事前相談し、5月19日までに応募する。

助成対象者は県内中小企業、および県内中小企業を代表とした民間事業者、大学・研究機関など2者以上で構成されるコンソーシアム。助成対象事業は医療現場に必要な資材・機器・システムなどの製品開発・生産。具体的には、検査キットの製造に必要な研究資材や装置部品の開発、人工呼吸器など輸入比率の高い医療機器の開発、健康状態を簡便に計測するチェックマーカーの開発、遠隔・非接触診療等を実現するロボットの開発、健康状態を遠隔把握するウェアラブル端末の開発—を例示している。

詳しくは静岡県産業振興財団のホームページへ。

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