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妊娠中の労働者保護へ有給休暇を、事業者に15万円:厚労省

2021年 6月 14日

厚労省は、休業が必要とされた妊娠中の女性労働者が安心して休暇を取得して出産し、出産後も継続して活躍できる職場環境を整備するため、有給休暇制度を設けて取得させた事業主に助成金15万円を出す。新型コロナウイルス感染症に対する母性健康管理措置の一環。申請期限は2022年2月28日。

助成対象になるのは以下の事業者。➀医師や助産師の指導で休業が必要とされた妊娠中の女性労働者が取得できる有給休暇制度を整備(2)同有給休暇制度の内容を労働者に周知(3)2021年4月1日から22年1月31日までに同休暇を合計5日以上取得させる(4)申請までに20年度の「両立支援等助成金(新型コロナウイルス感染症に関する母性健康管理措置による休暇取得支援コース)」や「新型コロナウイルス感染症に関する母性健康管理措置による休暇取得支援助成金」を受給していない。

申請期間は対象労働者の有給休暇の延べ日数が合計5日に達した日の翌日から22年2月28日まで。

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