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食品ロス削減推進に向け包括連携協定締結:クラダシ、徳島市

2021年 7月 26日

リモートで包括連携協定を締結した徳島市の内藤佐和子市長(左)とクラダシの関藤竜也社長
リモートで包括連携協定を締結した徳島市の内藤佐和子市長(左)とクラダシの関藤竜也社長

社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」を運営するクラダシ(東京都品川区)と徳島市は、食品ロスの削減推進に向けて包括連携協定を締結した。今後、「KURADASHI」の仕組みを活用し、市内の食品メーカーによる食品廃棄を削減するなど公民一体で取り組みを進めていく。

食品ロスの削減をめぐっては、SDGsも踏まえ、国が2030年度を目標年次としてサプライチェーン全体で2000年度の半分まで削減するとの目標を設定している。徳島市でも市民や事業者の協力を得ながら、食品ロスの削減をはじめとする生ごみの発生・排出抑制に取り組んできた。一方、クラダシは、賞味期限が近づいた食品や季節商品、パッケージに汚れやキズがある商品など通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、「KURADASHI」で販売することでフードロスの削減に取り組んでいる。

今回の包括連携協定締結により、両者は今後、「KURADASHI」の仕組みを活用して、期限切れなどの理由で市内の食品メーカーが廃棄する食品を削減していくほか、市民や食品メーカーに対する情報発信・広報・普及啓発、フードバンクに対する食品配送・寄付などの活動支援を行っていく。クラダシは全国各地の自治体と同様の協定を締結している。

詳しくはクラダシのホームページへ。