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災害時は電動車から給電可能:経産・国交両省が呼びかけ

2021年 8月 11日

経済産業省と国土交通省が災害時の電動車活用を呼びかけている。電気自動車、プラグインハイブリッド自動車など電動車の多くは、外部給電機能を備えており、災害時に「移動式電源」になるからだ。台風や地震などで停電が発生しても電動車を活用すれば避難所などに給電することができる。自治体担当者は知っておいてほしい。

電動車とは、電気自動車、燃料電池自動車、プラグインハイブリッド自動車、ハイブリッド自動車のこと。2019年9月の房総半島台風による停電時には自動車メーカーなどが被災地に電動車を派遣し、避難所での携帯電話の充電や乳幼児、高齢者などがいる個人宅や老人ホームなどで給電を行った。

両省は2020年7月、「災害時における電動車の活用促進マニュアル」を作成、電動車ユーザーや電動車活用を検討中の自治体向けに電動車の外部給電機能や給電時の注意事項等をまとめている。

詳しくは経産省のホームページから。