イベント
大阪・関西万博で中小企業の挑戦の旅を体験 「未来航路」展示内容を公開:中小機構・中小企業庁
2025年 9月 3日

中小機構と中小企業庁は3日、大阪・関西万博で実施する体験型展示「未来航路-20XX 年を目指す中小企業の挑戦の旅-」の展示内容を公表した。全国から集結した84社による未来思考の展示や、“20XX 年の未来”を、没入感ある映像で体感できる映像シアター、全国の中小企業約1,800 社から届いた「未来への挑戦メッセージ」を紹介する。
未来思考の企業展示エリア「挑戦を巡る航海」は、自社の強みを活かして社会課題の解決に挑戦し、未来へ進んでいく中小企業を「未知の大海への航海に繰り出す挑戦者」に見立て、未来思考の製品、技術、サービス等を、「伝統の継承と革新」「精巧なモノづくり技術」「最先端デジタルテクノロジー」「自然の恵みを活かす発想」「包摂的なアイデア」の5つの価値(テーマ)ごとに島に分けて展示する。

「伝統の継承と革新」には、岡本織物株式会社の西陣織の技術者と若手マンガクリエイターが手がけた西陣織タペストリーなど15社が参加する。「精巧なモノづくり技術」には、株式会社ダイモンの月面探査車「YAOKI」など22社が参加する。「最先端デジタルテクノロジー」には、フォレストデジタル株式会社のイマーシブ空間テクノロジー「uralaa(うらら)」など17社が参加する。「自然の恵みを活かす発想」には、Spiber株式会社のタンパク質繊維素材を使用した宇多田ヒカルさんのツアー衣装など17社が参加する。「包摂的なアイデア」には、株式会社Raise the Flagの次世代型感覚デバイス「SYNCREO(シンクレオ)」など13社が参加する。

270°映像シアターエリア「未来への航海」は、未来思考の製品や技術・サービスが実現する“20XX 年の未来”を、没入感ある映像で体感できる。また、ラップアップエリア「未来ポート」では、全国の中小企業約1,800 社から届いた「未来への挑戦メッセージ」を紹介する。
<出展概要>
会期 10月3日~10月7日
時 間 10時00分〜20時00分 10月3日のみ11時00分開場
会場 大阪・関西万博 EXPO メッセ「WASSE」<South>
入場方法 自由入場(事前予約不要、混雑時には入場制限する場合がある)
詳細は中小機構のホームページまで。