同社は82年にレアチーズケーキ、88年にベークドチーズケーキとチーズケーキ商品も開発・発売している。ただし、2007年にチーズケーキを始めとしたデザート事業は採算の関係から休止状態になっている。そして、デザート事業で最後の商品となったのが07年9月に発売した「ニューヨークチーズケーキ63%」だった。この商品は消費者、流通業者からの評価もよかったが、はからずも経営判断から終売へと追い込まれてしまった。
「当時、開発してきたチーズケーキの中では自信のある商品だったのですが…」
開発を担当した技術開発研究所家庭用開発チームの片山和子さんは、その当時の忸怩たる思いを言葉の端に滲ませる。
市場からの反応はよかったものの、経営判断としてチーズケーキ事業からの撤退を決め、「ニューヨークチーズケーキ63%」は販売打切りの憂き目を見た。しかし、片山さんは考えた。