風向きがかわったのが、大学生協で取り扱われるようになった2006年ごろだった。「生協の白石さん」で有名になった東京農工大学の生協職員・白石昌則氏に取り上げられたことで、生協を中心に売れ始めた。大学生協での販売実績を引っさげて、コンビニエンスチェーン大手にも売り込んだ。「2000年ごろに一度、コンビニに出荷したことがある。その時は、販売時点情報管理(POS)が良くないということで、カットされた」(伊藤大介マーケティング部係長)苦い経験が有楽製菓にはあった。
当時、販売数が現在ほどではかかったため、価格が30円の商品で保冷対応にすると利益が出なくなる恐れがあり、5-9月初旬まで製造をストップしていた。ところが、今回は夏場の保冷輸送費をコンビニ側で負担してでも年間を通じて販売してほしいという話がくるほどだった。
コンビニで扱われるようになり、年間の販売個数は06年に約2000万個を突破。翌年に約3000万個を超えた。