はごろもフーズは、消費者の使いやすさにも注意を払い1982年には、それまでの缶切りを使ってふたを開けるタイプから片手で簡単に開けられるプルタグタイプのイージーオープン缶を業界に先駆けて採用。2013年にはさらに進化させて、お年寄りやつめの長い女性でも無理なく開封できるようにシールタイプのふた「やさし~る」(商標権取得)を使ったシーチキンを発売、消費者の簡便性ニーズに応えている。
また、よりシーチキンに親しみをもってもらうために消費者とのコミュニケーションを強化し、今年1月23日には昭和初期の輸出用ツナ缶ラベルを復刻させた「シーチキンファンシー」を静岡県限定で発売した。富士山が13年6月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録されたこと受けた記念の一環で、ラベルには富士山のほか、富士山とともに世界遺産に登録された三保の松原(静岡市清水区)や羽衣(はごろも)をまとった天女、原材料のマグロが描かれている。
化粧箱にはNPO法人「富士山を世界遺産にする国民会議」のロゴマークを掲載。富士山の保全活動やPR活動の支援を行っていく。はごろもフーズの社名は、創業地の清水市(現静岡市清水区)に伝わる天女の羽衣伝説に由来する。「創業当初から使っていた『富士山・三保の松原・天女』の絵柄は、はごろもフーズにとって象徴的存在」(はごろもフーズ)という。