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クリスマスおもちゃは「昭和・平成おもちゃの最新版」「ペットトイ」に注目:日本玩具協会、東京玩具人形協同組合

2024年 12月 4日

昨今のペットブームでペットトイはクリスマスでも注目される

日本玩具協会と東京玩具人形協同組合は12月3日、今年のクリスマスおもちゃの最新トレンドを発表した。それによると今年のトレンドは(1)昭和・平成おもちゃの最新版(2)ペットトイ(3)デジタルトイ(4)アクショントイ&TVキャラクタートイ-などとなっている。

昭和・平成おもちゃの最新版も今年のトレンド

このうち昭和・平成おもちゃの最新版では、1980年(昭和55年)に発売されて社会現象にもなったルービックキューブの最新商品「ルービックキューブパネルズ」(メガハウス)や、1996年(平成8年)に初代が発売された「たまごっち」の最新版「Tamagotchi Connection」(バンダイ)などが注目されている。このほか、ベイブレードやファービーなど昭和・平成の懐かしいおもちゃが進化して令和の子どもたちを夢中にさせるという。

また、ペットトイは昨今のペットブームを受けて人気を集めている。このうち「日本おもちゃ大賞2024」ベーシック部門で優秀賞を受賞した「ちゅ~るあげるね!チワマルちゃん」(イワヤ)は、ペットフードメーカーとコラボした商品で、本物そっくりの「ちゅ~る」を食べさせるとしっぽを振るなどの反応を示すインタラクティブペットトイ。イワヤの梅邑直美さんは「ちゅ~るをあげたりお昼寝させたりなど、お世話をするとかわいい仕草を見せてくれる。住宅の事情などで犬が飼えない家庭でも楽しい体験ができる。お子さんだけでなく幅広い世代をターゲットにしている」と話している。