支援

「農山漁村」インパクト創出ソリューションを選定:農水省

2025年 7月 25日

農林水産省は、農山漁村の課題解決を通じて、社会的・環境的な変化や効果を創出する「『農山漁村』インパクト創出ソリューション」を選定した。選定された取り組みを各地で活用できるよう自治体などとのマッチング支援やインパクト創出などを図る。

農水省は5月から約1カ月間、「農山漁村」インパクト創出ソリューションを募集。審査の結果11社の取り組みを選定し、伴走支援することを決定した。今後、令和7年度末までの伴走支援期間に1つのソリューションにつき、3地域のマッチングを目標に全国的な事業展開を目指す。

自治体とのマッチングでは7月17日から、インパクト・ソリューションの活用を希望する自治体の募集を開始した。活用を希望する自治体を対象としたオンライン説明会を8月6日に実施する。

選定されたインパクト・ソリューションは以下の通り。
・アクセリア株式会社(東京都千代田区) ビニールハウス内温度の遠隔でのリアルタイム監視を可能にする『TempGazer』
・株式会社雨風太陽(岩手県花巻市) ポケマルおやこ地方留学
・EF Polymer株式会社(沖縄県恩納村) 100%有機、EFポリマーで未来を潤す!
・NTTスマーコネクト株式会社(大阪市中央区) ライブコマースによる農山漁村支援~地域の魅力を“生配信”でお届け~
・サグリ株式会社(兵庫県丹波市) 衛星データ・デジタル地図技術による『農地の見える化』
・株式会社三祐コンサルタンツ(名古屋市東区) 地域農業×外国人材の担い手循環モデル
・株式会社タイミー(東京都港区) 一次産業の人手不足を解消するスポットワークサービス『タイミー』
・株式会社バカン(東京都千代田区) 防災や平時の地域運営にフェーズフリーに活用可能なサービス
・株式会社パソナ農援隊(東京都港区) 従業員のメンタルヘルス改善×農業支援プログラム
・株式会社ボーダレス・ジャパン(福岡市中央区) 起業型地域おこし協力隊制度を用いた地域課題解決事業の創出
・楽天グループ株式会社(東京都世田谷区) 既存の郵便網等と連携した「ネットスーパー」による買い物支援

詳しくは、農水省のホームページへ。