調査

新入社員の転職志向高まる2023年度 新入社員意識調査:東京商工会議所

2023年 5月 1日

東京商工会議所(東商)は、2023 年度の新入社員を対象に、社会人生活や仕事に対する意識等を把握するために調査を実施し、結果を取りまとめた。

「就職先の会社でいつまで働きたいか」を聞いたところ、「定年まで」が24.4%となり、2013年度調査時と比べて14.7ポイント減少した。また、「チャンスがあれば転職」は20.0%となり、同8.5ポイント増加した。新入社員は長期勤続志向が低下し、転職志向が高まる傾向にあることがうかがえる。

「就職先の会社を決める際に重視したこと」については、「社風、職場の雰囲気」が60.0%でトップ。「処遇面(初任給、賃金、賞与、手当など)」は51.5%で2位、「福利厚生」が41.6%で3位だった。

「社会人生活で不安に感じること」を聞いたところ、「仕事と私生活とのバランスが取れるか」が42.0%でトップ。次いで「上司・先輩・同僚とうまくやっていけるか」が40.7%、「仕事が自分にあっているか」が40.0%となった。

同調査は東商が実施した新入社員研修の受講者1050名を対象に、4月上中旬にウエブアンケートシステムを利用して実施した。回答数は979名(回答率93.2%)。

詳細は東商のホームページへ。

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