支援

製品開発・設備投資に最大1000万円:鹿児島県

2021年 4月 8日

鹿児島県はウイズ・ポストコロナ時代を見据え、新製品開発や生産性向上、多能工化に向けた設備投資を行う県内中小製造業者を支援する「ものづくり産業生産革新支援事業」の公募を始めた。補助上限額は1000万円で、補助率は対象経費の3分の2以内。4月30日まで申請を受け付ける。

具体的な取り組みとして(1)非接触型ビジネスに対応した自動化ロボットの開発(2)市場拡大が見込まれる5G関連機器などの新製品開発(3)人との接触を低減し、生産活動を継続するための遠隔操作・自動化による作業者の配置減やロボットによる代替(4)情報を自動的に収集・集計して可視化する仕組みの構築(5)複数工程に対応できる熟練者技術をデジタル化し、VRで比較するなど社内技術者育成システムを構築、効率的に多能工を育成—を例示している。

助成期間を含む3年程度の事業計画を策定する、事業計画期間に付加価値額または労働生産性を年率平均3%以上増加させる、申請時の従業員数を事業計画期間中維持する—などが要件となる。

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