支援

60歳以上の起業に助成金200万円、生産性向上で追加も:厚労省

2021年 4月 9日

厚労省が40歳以上の中高年齢者等が起業し、事業運営のために必要な従業員を雇う際に必要な費用の一部を助成している。中途採用等支援助成金(生涯現役起業支援コース)で、起業者が 起業者が60歳以上の場合200万円を上限に3分の2、40~59歳の場合は150万円を上限に2分の1を助成する。このほかか、一定期間後に生産性が向上している場合は別途、助成金が支給される。

雇用創出の助成を受けるには(1)起業基準日から起算して11カ月以内に「生涯現役起業支援助成金 雇用創出措置に係る計画書」を提出し、都道府県労働局長 の認定を受けている(2)事業継続性の確認ができる(3)12カ月以内に60歳以上の従業員を1名以上、40歳以上60歳未満の者を2名以上または40歳未満の者を3名以上雇い入れる(4)支給申請書提出日に雇い入れた従業員の過半数が離職していない(5)起業日から起算して支給申請日までの間に離職者の数が計画期間内に雇い入れた対象労働者の数を超えていないなどが条件。

雇用創出の助成分支給を受けた後、(1)支給申請書提出日に事業が継続している(2)雇用する雇用保険被保険者を事業主都合で解雇していない(3)「計画書」提出日の会計年度とその3年度経過後の会計年度の生産性を比較して伸び率が6%以上ある場合は、先に支給された助成額の4分の1の額を別途支給する。例えば100万円の助成金が支給された場合は25万円が別途支給される。

詳しくは下記資料から。

厚労省のホームページは下記リンクから。