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全国6都市で「つながる特許庁」:第1弾は熊本市

2022年 9月 21日

特許庁は10月から2023年2月にかけて、地域と特許庁を結ぶイベント「つながる特許庁」を全国6都市で開催する。第1弾として、10月4日に熊本市で「つながる特許庁in熊本」(中小機構など後援)を開き、オンラインでも配信する。大学発スタートアップとして成長し続ける企業の知的財産活用について、大学・金融機関との連携も含めて紹介するほか、今後大きな飛躍が期待される九州地域のスタートアップや支援機関の取り組みを全国に発信する。

第1弾は10月4日13時~16時30分に熊本城ホールで開催する。まず「スタートアップエコシステムと知財」をテーマに、内田・鮫島法律事務所の鮫島正洋代表パートナー弁護士が基調講演。慶応義塾大学発バイオベンチャーのSpiber(山形県鶴岡市)の蒋李執行役員、ベンチャーキャピタルであるグローバル・ブレイン(東京都渋谷区)の廣田翔平ディレクター弁理士、東京大学TLOの山本貴史社長が加わり、知財戦略の重要性などについて議論する。

続いて「スタートアップシーンで活躍する九州発注目プレーヤーの挑戦」と題して、Hakobot (宮崎市、配送ロボット製造)の大山純社長、AMI(鹿児島市、医療機器・遠隔医療開発)の小川晋平CEO、KAICO(福岡市西区、タンパク質受託発現・試薬・診断薬など製造)の大和建太社長の3氏が登壇。大熊本証券の清水孝洋法人ソリューション部長、肥後銀行の西浩創業・開業プラザ長を交えて議論する。

「つながる特許庁」はその後、札幌市(11月9日)、大阪市(11月14日)、広島市(12月16日)、那覇市(2023年1月26日)、茨城県日立市(同年2月上旬)の開催を予定している。

詳しくは経産省のホームページ、特設サイトへ。