支援
「事業承継・M&A補助金」第12次公募8月22日受付開始:中企庁
2025年 7月 22日
中小企業庁は、事業承継やM&Aを契機とした経営革新などへの挑戦やM&Aによる経営資源の引き継ぎ、廃業・再チャレンジする中小企業者などを支援する「事業承継・M&A補助金」(第12次)の公募要領を公表した。8月22日に申請の受け付けを開始し、9月19日に締め切る。
取組内容や経費の種類に応じて「事業承継促進枠」「専門家活用枠」「PMI推進枠」「廃業・再チャレンジ枠」の4つの枠が設けられている。「事業承継促進枠」は、5年以内に親族内承継・従業員承継を予定している者を対象に設備投資などの費用を補助する。補助上限は800万円~1000万円。
「専門家活用枠」は、M&Aで経営資源を引き継ぐか、引き継ぐ予定の中小企業・小規模事業者を対象にM&Aに係る専門家活用の費用を補助する。補助上限は600万円~800万円で補助率は2分の1~3分の2。100億円企業要件を満たす場合の買い手支援には最大2000万円を補助する。
「PMI推進枠」はM&Aに伴い経営資源を譲り受ける予定の中小企業などでのPMI(合併後の統合)の取り組みを対象に専門家活用の費用や設備投資に係る費用を補助する。PMI専門家活用は最大150万円。事業統合投資は最大800万円~1000万円。
「廃業・再チャレンジ枠」は、事業承継・M&Aに伴って既存の事業を廃業し、新たな取り組みにチャレンジする予定の中小企業・小規模事業者を対象に既存事業を廃業するための費用を補助する。補助上限は150万円。
詳しくは中企庁のホームページへ。