調査

外国人技能実習生を使用する事業場、立ち入り調査の73%が法令違反:厚労省

2025年 10月 2日

厚生労働省は、全国の労働基準監督署が令和6年に外国人技能実習生と特定技能実習生を使用する事業場に対して行った監督指導(立ち入り調査)や送検などの状況をまとめた。

技能実習生を使用する事業場では、監督指導を実施した1万1355事業場のうち8310事業場(73.2%)で労働基準関係法令の違反が認められた。主な違反事項は、「使用する機械等の安全基準」が25.0%、「割増賃金の支払い」が15.6%、「健康診断結果についての医師等からの意見聴取」が14.9%だった。重大・悪質な労働基準関係法令違反によって送検したのは16件だった。

特定技能外国人を使用する事業場では、監督指導を実施した5750事業場のうち4395事業場(76.4%)に法令違反が認められた。重大・悪質な労働基準関係法令違反によって送検したのは7件だった。

詳しくは、厚労省のホームページへ。

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