広告宣伝費:SNS広告、近隣へのチラシ投函など
商品仕入費:アウトドアアパレルやアウトドア用品・用具など
以下、開業資金と運転資金の一例を表にまとめた(参考)。
各自治体には開業や起業、創業者を支援する「企業支援金」や「創業助成金」が設けられている。使える制度は自治体によって異なるため、開業する地域の各機関に問い合わせると良いだろう。
売上計画と損益イメージ
アウトドアショップを開業した場合の1年間の収支をシミュレーションしてみよう。
年間の収入から支出(上記運転資金例)を引いた損益は下記のようになる。
アウトドアアパレルやアウトドア用品の原価は、ブランドによっては仕入率が高くなり、商品の販売だけでは収益は心許ない。新規参入が相次ぎ競争が激化する中で事業を拡大させるためには、他社と差別化できる品揃えや販売方法などの戦略、仕組みを構築することが不可欠だ。
例えば、ライトアウトドアを楽しむ初心者を主なターゲットとして設定し、安価で気軽に買え、しかも普段使いもできて無駄にならないような品揃えにするのも方法だろう。実店舗では、実際に商品を試せたり、疑問や相談に寄り添って応えられる店員を配置するのも、信頼を得るために有効だ。WEB販売では、チャットで質問に答えるシステムを設けると良いだろう。
また、年に数回イベントを企画し、顧客の生の声を聞きながら今後の事業のヒントにするのも重要である。キャンプ用品を販売するだけでなく、キャンプ料理教室やマルシェなど体験型のイベントを実施している店舗や、中古品を専門販売するポップアップストアを設置する店舗も出てきている。いかに顧客との接点を生み、関係構築と維持を図るかが、事業成功の鍵を握る。
※開業資金、売上計画、損益イメージなどの数値は、開業状況等により異なります。
(本シリーズのレポートは作成時点における情報を元にした一般的な内容のものであるため、開業を検討される際には別途、専門家にも相談されることをお勧めします。)