WizBiz株式会社のアンケート(2011年調査)によれば、1回あたりの利用金額に関しては、「1,000~3,000円未満」がボリュームゾーンだと考えられる。20~60代男女の利用経験者のうち52%のユーザーが「1,000~3,000円未満」の範囲内で利用している。
経済産業省「工業統計表(確報、2011年10月時点で最新)」によれば、印刷・同関連業の2009年における事業所数は3万318事業所となっている。これを従業者規模別でみると、従業者3人以下の事業所が1万5,467事業所、同4~9人の事業所が8,001事業所であり、従業者9人以下の事業所が全体の約77%を占めていることになる。
1.起業にあたって必要な手続き
プリントショップの開業にあたって、とくに必要となる行政手続きや法規制はない。
通常の開業手続きとして、個人であれば所轄税務署や税務事務所への開業手続き等が必要となる。法人であれば必要に応じて、健康保険・厚生年金保険関連は社会保険事務所、雇用保険関連は公共職業安定所、労災保険関連は労働基準監督署、税金に関するものは所轄税務署や税務事務所にて手続きを行う。
2.起業にあたっての留意点・準備
プリントショップの主たる業務は、印刷物の作成、加工であるが、コンサルティング業務もできることが望ましい。
・印刷物の作成、加工業務
印刷物の作成、加工業務とは、チラシ、名刺、はがき、封筒、カード、カタログ、パンフレット、ポスター、DMなど、小ロットの印刷物を個別に受注し作成する業務である。また、飲食店メニューなどのラミネート加工や製本など、印刷物の加工も業務の範疇に入る。
主な顧客としては、中小規模の法人や個人事業主、そして個人が対象となる。個人では若い女性の利用意向が比較的高いといえる。
・コンサルティング業務
主な顧客(中小規模の法人や個人事業主、個人)が必ずしも印刷全般や販売促進、デザインに関する知識を保有しているわけではない。このため、印刷業務受注の際には、コンサルタント的視点からのアドバイスができることが望ましいといえる。
依頼を受ける印刷物は販売促進に利用されるものが多いため、成果物の出来栄えは依頼者の本業に大きく影響する。成果物の出来栄えが顧客満足度を想像以上に大きく左右しやすいといえる。顧客満足度の高さがリピート率の高さにつながることは言うまでもない。
プリントショップがコンサルティング機能を持つことは、価格競争に巻き込まれないための重要な差別化要素であるといえる。専門的な印刷・加工技術とともに、販促ツールに対する高い見識やデザインのセンスを持っていることは、幅広い印刷関連業務のアウトソーシングを受注することにもつながってくる。
3.必要資金例
店舗面積10坪のプリントショップを開業する際の必要資金例
4.ビジネスプラン策定例
1)売上計画例
2)損益計算のシミュレーション
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※人件費は、社員1名を想定
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※初期投資一括計上分は、開業費の金額
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※減価償却費は、設備工事費・什器備品費等の額を5年で償却したもの
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※必要資金、売上計画、シミュレーションの数値などにつきましては出店状況によって異なります。
また、売上や利益を保証するものではないことをあらかじめご了承ください。
最終内容確認日2014年2月