新生活様式に対応する店づくり
飲食店が取り組むこと
2020.5.15公開
緊急事態宣言が解除されても当面は、感染防止策が取られていることが、お客様にご来店いただく一つのポイントとなります。大変な面もあると思いますが、感染防止策に取り組み、今後もお客様の笑顔と地域の食文化を継続して支えていきましょう。
3蜜にならない対策
- テーブルの配置を検討しましょう
店舗に合わせてお客様同士の間隔を空けるテーブル・イスの配置を検討しましょう。 - 店内を換気しましょう
できれば対角線上にある窓を開けて換気をしましょう。 - レジカウンターに透明の間仕切りなどを設置しましょう
店内の清掃
- 手がよく触れるところは、アルコール消毒しましょう
例えば、ドアノブ、テーブル、イス、メニュー等は、定期的にアルコール消毒しましょう。どのように消毒するのか、いつ消毒するのかを決めて周知・徹底しましょう。 - 食器などは界面活性剤を含む台所用洗剤で洗いましょう
共通で使うトングなども定期的に洗い交換しましょう。
お客様への対応
- 入店をお待ちいただく場合も3密を避けるようにしましょう
お待ちいただくイスは間隔をあけて設置しましょう。
その他、順番が来たら振動するベルを導入すれば、300m程度離れていても順番が来たことが分かります。車でお越しの客様には車の中で待って頂くこともできます。 - ドリンクバーや精算などの順番待ちも3密を避けるようにしましょう
順番待ちの際のお客様の立ち位置を床にマーキングしておきましょう。 - 入店時にはアルコール消毒、できれば検温にもご協力頂きましょう
- 37.5度以上の熱や感染の症状がある方の入店をお断りする旨を掲示しておきましょう
従業員への対応
- 毎日検温をしましょう
37.5度以上の従業員は勤務させないようにしましょう。
感染の症状がある場合も勤務させないようにしましょう。 - マスクを着用しましょう
マスクは鼻と口が隠れるようにして、常に着用しましょう。 - 手洗い
仕事開始の前、休憩の前後、トイレ使用後には石鹸で丁寧に手洗いしましょう。 - 各種端末を消毒しましょう
レジ、パソコン、電話機など別の従業員が使用するタイミングで都度消毒しましょう。 - 従業員の休憩時間をずらしましょう
可能な限り従業員の休憩時間をずらし、濃厚接触となる機会を減らしましょう。
新しい取り組み
まだ始めていないものがあれば新しい取り組みとして是非検討してみましょう
- テイクアウト
- デリバリー
- キャッシュレス決済
- テーブル設置の端末やお客様のスマホから注文できるシステムの導入
周知
実施している感染防止策は、ホームページ、SNS、店頭ポスター、メルマガ、チラシなどで発信し、お客様に安心してお越しいただきましょう。
感染防止対策店頭ポスターの参考例です
- 文責
-
中小企業診断士
宮本知子