グラフィックデザイン業務には、依頼者との打ち合わせによる作品イメージの共有、作成過程での依頼者との細部の調整など、依頼者との意思の疎通を行う場面が多い。また、様々な専門家たちとチームを組んで仕事をする場面も多い。そのため、相手の伝えたい内容を正しく理解し、こちらの意見も伝える調整力やコミュニケーション能力も必要とされる。また、アドバイスを行う場面や、コンペ形式で仕事を受注する場面も多い。そのため、効果的なプレゼンテーション能力も必要である。
広告会社やデザイン会社、企業の販売宣伝部門でデザイン実務を担当してきた者が独立した場合、過去の実績やクライアントとの人脈が開業後の強みになる。
開業資金と損益モデル
(1)開業資金
最低限必要な設備資金としては、作業用パソコン、画像制作用ソフト、液晶ペンタブレット、プリンター、そしてコピー用紙などの購入費用などであり、50万円~150万円程度はかかる。仕事をするにあたり大きなスペースは要らないので、自宅で開業することも可能である。
【参考】:自宅にてグラフィックデザイナーを開業する場合の必要資金例
(2)損益モデル
■売上計画
自身のスキル・実績や人的ネットワークなどを勘案して売上の見通しを立てることが重要である。
(参考例)グラフィックデザイナー(自宅での開業の場合)
※休日は不定期に取ることとする。
■損益イメージ(参考例)グラフィックデザイナー(自宅での開業の場合)
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※個人事業主を想定していますので、営業利益には個人事業主の所得が含まれます。
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※開業資金、売上計画、損益イメージの数値は、出店状況などにより異なります。
(本シリーズのレポートは作成時点における情報を元に作成した一般的な内容のものであるため、開業を検討される際には別途、専門家にも相談されることをお勧めします。)
掲載日:2019年3月