広告宣伝費:ホームページ制作費、検索サイト掲載料、印刷費など
求人費:求人媒体の利用費など
また、フランチャイズの場合には、別途加盟金や保証金、研修費がかかる。
個人事業型とフランチャイズ型とでは開業資金、運転資金が異なるため、それぞれについて例を示す。
開業にあたっては、金融機関の他、政府系の日本政策金融公庫も利用できる。創業を支援する「新規開業資金(中小企業経営力強化関連)」、認定支援機関の助言があれば金利が安価になる「中小企業経営力強化資金」などの融資制度がある。
売上計画と損益イメージ
カラオケボックスを個人開業した場合の、1年間の売上計画と損益イメージは以下の通りである。
<個人事業型の例>
営業時間:14時間/日
室数:5室
1室あたりの平均来店人数:3人
平均稼働率:40%(ランチやアフタヌーンティーなどのコースを設け稼働率を維持)
1室あたりの平均売上:1時間1,800円(室料:1人30分150円、フリードリンク:1人30分150円、別途料理代)
※((1,800円×5室×14時間)+飲食代60,000円)×稼働率40%=日商74,400円
※昼食代1,000円/人、夕食代2,000円/人、アルコール代1,000円/人とする。
<フランチャイズ型の例>
営業時間:24時間/日
室数:10室
1室あたりの平均来店人数:3人
平均稼働率:70%(フリータイムやキャンペーンで稼働率を上げる)
1室あたりの平均売上:1日21,000円(室料:フリータイム1人1,500円/9:00~18:00、2,500円/18:00~翌5:00、ワンドリンク制:1人500円、別途料理代)
※(21,000円×10室)×稼働率70%=日商147,000円
※昼食代1,000円/人、夕食代1,000円/人とする。
年間の収入から支出(上表の運転資金例)を引いた損益は以下のようになる。
個人事業型のカラオケボックスでは、1人カラオケ専門店として開業するのも1つの方法だ。比較的省スペースで運営できるため、家賃や人件費、仕入費などのコストを抑えられる。カラオケだけではなく、さまざまな用途に使えるサードプレイスとしても需要を見込める可能性がある。
一方フランチャイズ型は、本部のブランド力により集客を狙える。立地に合わせた経営戦略や新サービスの企画開発など、店舗運営のアドバイスをもらえるのは大きなメリットだ。運営ノウハウを身に付けられるのも、フランチャイズ型の魅力と言える。
※開業資金、売上計画、損益イメージなどの数値は、開業状況等により異なります。
(本シリーズのレポートは作成時点における情報を元にした一般的な内容のものであるため、開業を検討される際には別途、専門家にも相談されることをお勧めします。)