営業に関して成年者と同一の能力を有しない未成年者
法人の役員、法定代理人が上記1から6までに揚げる事項に該当するとき
商品の品揃えなど
ゲーム機器には様々な分類が可能であるが、代表的な分類で種類を挙げると、ビデオゲーム、メダルゲーム、音楽ゲーム(音ゲー)、体感ゲーム、トレーディングカードゲーム、プリクラ、プライズゲーム(クレーンゲーム)といったものがある。
長期間の継続利用が見込まれる機種は購入し、短期間での入れ替えが予想される機種はリースとすることが一般的である。ゲーム機器の目利きができる場合には中古機器を購入することも選択肢となる。
必要なスキル
フランチャイズ加盟による開業の場合には、フランチャイズ本部による研修の中で一定のスキルを習得することができる。大きく分けて店舗運営に係るスキルと機器のメンテナンスに係るスキルがある。
店舗運営のスキルで特に重視すべきなのは、原価管理のスキルである。プライズゲームでは店舗側が原価率を設定できるため、客の満足度と店舗の利益を考慮した最適な原価率の設定が重要になる。
機器の日常点検に係るスキルに関しては、極力自力で点検できるようにすることがメンテナンスコストの低減につながる。
開業資金と損益モデル
(1)開業資金
法人のフランチャイズ加盟による開業タイプを前提としたものを記載する。
投資負担が重いため、一定以上の集客により高稼働を実現する必要がある。繁華街や商業施設内、商業施設近隣といった、集客力のある立地がビジネスの成立要件になる。
また、資金調達に懸念がある場合は、初期投資負担の軽減を図るべく、中古機器やリースの利用も積極的に考えるべき手段となろう。
(2)損益モデル
a.売上計画
1日あたりの客数、平均客単価、営業日数を以下の通りとして、売上高を算出した。
b.損益イメージ
標準財務比率(※)を元に、法人形態の場合の損益のイメージ例を示す。
※財務標準比率のうち売上総利益率については、一般的にゲームセンターの変動費率が20~30%程度といわれていることを前提に75.0%とした。
営業利益率については、東京商工リサーチ「TSR中小企業経営指標」のゲームセンターに分類される事業所の財務データの平均値を記載。
c.収益化の視点
人気機種は集客力もあるが、リース料を含めたコストも大きくなる。立地条件にもよるが、地味でも収益性の高い機種を見極め、利用促進を図ることが収益化につながる。
また、機種の中にはいわゆるマニアックな人気を持ち、固定客がつくものがある。こうした機種についてはリースではなく購入、さらに可能であれば中古機器購入とし、長期継続的な利用と購入によるコスト削減を図ることで、収益の底上げを図ることが可能となる。
定期的な日常点検については、フランチャイザー任せにせず、自社に技術蓄積を図ることが大切である。これによりメンテナンスコストの低減だけでなく、客が利用できない時間を少なくすることができ、収益化に貢献する。
※開業資金、売上計画、損益イメージの数値は、出店状況等により異なります。
(本シリーズのレポートは作成時時点における情報を元に作成した一般的な内容のものであるため、開業を検討される際には別途、専門家にも相談されることをお勧めします。)