オンラインを活用した学習支援サービス「ガリレオ」の開発を20年3⽉から始め、4月にサービス提供を開始した。動画ベースのオンライン学習プラットフォームは既存のものがすでにあったが、学習コンテンツはゼロからのスタートだった。⾃宅待機している方をユーザーターゲットに設定しており、より迅速にサービスを届ける必要があった。そのため、すべて完成してからリリースするのではなく、学習コンテンツを段階的に提供していった。
実際に照度(明るさ)を計測するハードウェアを作り、そのデータを当社のIoT専用クラウドサービス「IoTクラウド TRY!」に蓄積し、グラフで可視化するまで、受講者が手を動かしながら学習する。これまでリアルの講座では2日間で開催していた内容を、オンライン講座は1カ月のスパンでユーザーの希望するタイミングで学習することを可能にし、遠くは沖縄県をはじめ全国各地で受講される人が増えた。IoTデバイスを構築・学習するサービスはまれであり、多くの企業や支援機関などで導入されている。また宮城県の「先進的AI・IoT活用ビジネス創出実証事業業務」に採択された。
20年9⽉には、オンラインとリアルの両方の良さを兼ね備えたハイブリッド型の学習サービス「ガリレオプラス」も始めた。オンライン学習機能に加え、講師と受講者の双方向コミュニケーションが可能な機能を追加した。コロナ禍でもリアルでのハンズオンセミナーの要望が多かったためで、ハイブリッド型にすることにより、受講環境に応じて柔軟に対応できるようにした。この事業は、内閣府の「沖縄型産業中核⼈材育成事業」に採用されており、今年度も実施する予定となっている。
この結果、東北経済産業局などが実施する、成長が期待されるスタートアップ企業を選定する「J-Startup TOHOKU」の1社に選ばれた。さらに最近では、新型コロナの影響を受けて事業転換を余儀なくされる企業に対し、国の「事業再構築補助金」の申請と事業遂行を全面的にバックアップする支援事業も始めた。東北を拠点とする複数社と連携して、ITを活用した事業再建や新規事業の相談を受け付け、事業計画書や補助金の申請書の作成サポートからITシステムの構築までを支援していく。