コロナ禍でニーズが高まってきた小屋事業にいっそう注力した。「小屋やさん」は、「男の趣味」の場所として小屋を取り上げていた雑誌の特集記事を読んだことをきっかけに2016(平成28)年にスタートした事業だ。小屋は当社の倉庫内で組み立てられる大きさなので、雨の日や閑散期に本業ができずにいる職人に作業をしてもらえるし、若手社員が練習として小屋づくりをすれば、技術の向上にもつながる。これで売れれば儲けもの、という考えで始めたものだ。
当初は売り上げが伸びず、さらに昨年前半はコロナ禍により大打撃を受けた。ところが、昨年7月以降は状況が一変した。感染拡大防止対策として普及した在宅勤務やウェブ会議の場所として、さらに、巣ごもり需要で広がる個人の趣味、オンライン飲み会などのスペースとして「小屋やさん」は注目された。テレビや新聞など多くのメディアから取材を受けて、番組や紙面で取り上げられた。コロナ禍で提唱された「新しい生活様式」と「小屋やさん」がマッチしたようだ。
おかげさまで売り上げも伸び、出だしのつまずきをカバーして前期(2020年3月~2021年2月)は最終的に63棟を販売。前々期の58棟を上回った。また、「小屋やさん」で当社の知名度が向上したことが既存事業へも良い影響を及ぼし、事業全体が好調。小屋事業を含めてスタッフ(正社員・パート)を募集しているところだ。