このように、京都議定書における強制力のある第1約束期間も1年が経過し、白熱電球の段階的廃止やエコラベル指令の改定(EU Ecolabel("EU flower"))などEUでも省エネ対策の取組みが法規制で強化されてきています(注2)。
EuP指令による製品ごとの実施規則は、白熱電球以外でも外部電源(ACアダプター Lot7 注3)、シンプルセットトップボクス(SSTB地上デジタル受信機器などLot18 注4)のエコデザイン要求が出され、さらに多くの電子・電気機器が適用される水平規則となる待機電力、オフモード電力(Lot6 注5)のエコデザイン要求が具体化されてきています。
ACアダプターなどが対象のLot7は、無負荷状態と外部電源供給の平均アクティブ効率による消費電力に関連するエコデザイン要求です。
Lot6のエコデザイン要求は、2010年1月からオフモードおよび/または待機モードが利用可能であることが要求されています。電力消費量は、「オフモード」は1.00Wを超えてはならず、「待機モード」は情報または状態表示のみを提供する、または再開機能と情報、もしくは状態表示の組合せのみを提供する状態にある機器は2.00Wを超えてはならないとされています。2013年1月からはさらに50%削減です。
Lot7のエコデザイン要求事項は、例えばAC-DC変換の場合ですと以下のようになります。
2010年4月27日以降は、外部電源の無負荷状態の電力消費量は、定格電力が51W以下の場合は0.30W、51W以上の場合は0.50Wです。2011年4月27日から無負荷状態の電力消費量は0.50Wを超えてはならないことになります。
平均アクティブ効率は以下です。