以上から、従業員が頻繁に利用する見積・請求・領収書作成や経費精算がすべて1箇所にまとまっているのが「freee」と言えます。会社組織として統一的な管理や利用がしやすく、導入時に発生しがちな混乱も少なく済みそうです。「会社設立freee」を使用した会社設立手続きから、スムーズな事業運営につなげられるのもポイントでしょう。
一方、「MFクラウド」は機能ごとにWebサイトが明確に分かれているため、経理担当、人事・労務担当、一般社員それぞれが自分の業務に必要なツールを選びやすく、集中して使いやすいというメリットがあります。
したがって、比較的業務の分担が進んだ中小企業では「MFクラウド」が便利に使える、というところもあるでしょう。反対に、少人数の会社で、1人がいくつもの分野にまたがって業務を進めているような状況では、「MFクラウド」より「freee」が使いやすい、と感じるケースもあるかもしれません。
いずれのクラウド型会計サービスも、ある一定規模以上の利用が有償となります。当然ながら、トータルコストに最も影響するのは事業規模や従業員数ですが、機能ごとにサービス利用料金が設定されていることから、業務スタイルの違いに合わせてどちらのサービスを選ぶかで、コストが上下する可能性もありそうです。クラウド型会計サービスは、会社の規模と、業務スタイルやリソースに応じて賢く選びましょう。